毎年ゴールデンウィークの期間に有田町で開催される大規模な陶器販売イベント。
メインストリートの皿山通りを中心に、バラエティーに富んだ陶器が多数販売され、全国から 訪れる焼物ファンで賑います。休日には1日20万人台の人出があり、開催中は臨時列車等も運行されます。

有明海周辺の佐賀県南西部を中心として20地区以上に伝わる民俗芸能。
『舞浮立・踊浮立』 『天衝舞浮立（玄蕃一流浮立）』『行列浮立』『一声浮立』『鉦浮立』『武士浮立』『動物浮立』などいくつもの種類があります。
鬼の面を被り小太鼓を打ちながら笛・大太鼓・鉦の音色に合わせて勇壮に踊る舞踊です。

嘉瀬川河川敷を主会場として佐賀平野中西部の広範囲で毎年秋に開催されるアジア最大級の熱気球競技大会です。色とりどりのバルーンが佐賀平野に浮かびます。
競技飛行のほかにも、会場内の特設ステージでのコンサートや物産展を楽しめるほか、飲食、 土産物、ゲームなどを中心に数百店舗の出店が並び賑わいます。

唐津市にある唐津神社の秋季例大祭。漆の一閑張りと呼ばれる技法で製作された巨大な曳山14台は江戸時代から明治時代にかけて作られ、歴史的価値も高く県の重要有形民俗文化財に指定されています。
笛・太鼓・鉦の囃子にあわせた曳子たちの「エンヤ、エンヤ」の掛け声とともに、市内の旧城下町を練り歩きます。

吉野ヶ里町と神埼市にまたがる吉野ヶ里丘陵に、およそ50ヘクタールにわたって遺構が残る弥生時代の大規模な環濠集落跡です。
1986年（昭和61年）からの発掘調査によって発見され、現在は国営吉野ヶ里歴史公園として一部を国が管理する公園となっています。 環濠、竪穴住居、高床住居、物見櫓などが復元され、出土品も公園内の施設で見学することが出来ます。

佐賀藩35万7千石 鍋島氏の居城であった佐賀城。佐賀市の中心に位置し、かつては5層の天守も存在しましたが江戸時代の度重なる大火や明治時代に起こった「佐賀の乱」で大半の建造物が焼失しました。
現在は、本丸御殿を復元した佐賀城本丸歴史館や佐賀城公園があります。また、大火・戦火をくぐり今に残った鯱の門と続櫓は国の重要文化財に指定されています。

唐津湾に突き出た満島山上に本丸が配され、北面は唐津湾に面し、近くを流れる松浦川の右岸には国指定特別名勝の虹の松原が広がり、満島山を中心に鶴が翼を広げたように見えることから舞鶴城とも呼ばれます。
昭和41年（1966年）文化観光施設として5層5階の模擬天守が築かれ、門・櫓も同時に再建されました。

伏見稲荷大社などとともに日本三大稲荷の一つに数えられ、九州では福岡の太宰府天満宮についで多い年間300万人もの参詣者が訪れます。 別名鎮西日光とも呼ばれ、商売繁盛、家運繁栄などで尊崇されています。
また、命婦社や所蔵する刀・古文書等は県の重要文化財に指定されています。

参加体験型の展示を中心に、科学を面白く、楽しく学べる施設です。
展示は宇宙・地球・佐賀の3ゾーンに加え、科学のおもちゃ箱、こどもの広場で構成されています。
3つの発見ゾーンはバラエティに富んだワークショップを毎日開催。
土日祝には科学教室や、実験ショーも開催しております。また、プラネタリウムや天文台も備えています。

名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵（文禄・慶長の役）に際して出兵拠点として築かれた城です。
当時では大坂城に次ぐ城の面積と規模を誇り、全国から諸大名をはじめ20万人を超える人々が集いました。現在、名護屋城跡と23箇所の陣跡は国の特別史跡に指定され、関連資料が名護屋城博物館に収められています。

開湯は約1200年前とされる歴史ある温泉。
佐賀藩城主の鍋島氏をはじめ、伊達政宗や宮本武蔵、シーボルトも入湯したと伝えられています。泉質は無色透明の炭酸水素塩泉。現在は3件の共同浴場があります。
温泉街のシンボルである楼門と新館は国の重要文化財にも指定されています。

九州でも有数の大温泉街で、嬉野川を挟んで数多くの温泉宿が軒を連ねます。泉質は塩化物泉、美肌に効果があるとされる重曹泉で女性に人気が高く「日本三大美肌の湯」にも選ばれています。
この温泉水は飲用にも適しており、特に温泉水を使って炊く温泉湯豆腐は嬉野を代表する名物です。

佐賀牛とは、JAグループ佐賀管内（佐賀県全域）の肥育農家で飼育される黒毛和種の和牛のち、一定の基準を満たした場合に呼称が許される牛肉の名称です。全国有数の厳しさを誇る超高級銘柄牛肉としてその名を知られています。

玄界灘は生食向きのイカの漁獲量が多かったこともあり、イカの生造り料理が作られるようになりました。呼子港周辺にはイカ料理を楽しめる店が多数あります。生造りはイカを生きたままさばくため、刺身になっても身が動き体の色が変わります。新鮮なイカが採れる地元でしか味わえない 特別な料理です。

太良町は佐賀県の南端に位置し、太良町の竹崎漁港で水揚げされるワタリガニを「竹崎かに」と呼びます。一年中味わうことが可能ですが、特に冬場が旬とされます。 付近には竹崎温泉もあり、カニと温泉を楽しむ観光客が多く訪れます。

有田を中心に焼かれる磁器を「伊万里・有田焼」と呼びます。その始祖は豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に日本へ連れ帰った朝鮮の陶工、李参平（りさんぺい）と伝えられています。江戸時代には海外にも多く輸出され、その美しさは世界にも知られるところとなりました。現在も日本の磁器生産トップブランドとしてその名を知られています。

現在の唐津市及びその一帯で生産され、茶器として特に名高く、古くから「一楽二萩三唐津」と称される陶器です。李氏朝鮮から伝わったとされる伝統的な技法で現在も生産されています。 唐津焼の魅力は「用の美」にあると言われるほど、使えば使うほど風合いが変化し、味が出るのがその特徴です。

鹿島市の町おこしとして始められたイベントで毎年初夏に行われます。
その名称は干潟の「ガタ」とオリンピックの「リンピック」を合わせたもので、名前の通り参加者が干潟で泥にまみれながら様々な競技を行います。誰でも参加可能ですが近年は応募者多数のため抽選となることが多いようです。

唐津湾に浮かぶ高島にある神社。 近年ある住民が宝くじを購入した際この神社に当選を祈願したところ高額当選し、それをきっかけに「この神社に祈願すれば宝くじが当たる」という評判が立つようになりました。
現在ではジャンボ宝くじが発売されるたびに全国から多数の祈願者がこの神社を来訪するほどの人気スポットとなっています。